初詣 Ｐａｒｔ２ おまけ付

前回は初詣Part1として日本最古の大仏がある日本最古の寺院飛鳥寺へお参りした事を報告しましたが、その続きです。明日香村を出た後、奈良市内へ向かいました。近鉄奈良駅から北東に向かったところにある元興寺に行ってきました。

日本最古の寺院です。ちょっと待て！日本最古は飛鳥寺って言うてたやないか！！とガヤが飛んできそうですが、飛鳥寺を平城の京に移す時、養老二年（７１８）飛鳥寺も移し元興寺となりました。がんごうじと読みますが、当時は渡来してきた僧恵灌入寺時はぐわぁんごうじと発音したそうです。

立派な本堂と講堂ですが、当時は興福寺と二分する勢力があり、敷地も今と比べ物にならないほど広いものでしたが（東は興福寺との境まで、西は東向き商店街まで（なぜ東向き商店街というのか？それは東は元興寺の東の塀でその前の西側に東向きの店舗が並んでいたから）、度重なる火事や興福寺との勢力争いに破れ、今の縮小に繋がっています。

もちろん飛鳥寺でも元興寺でも御朱印をいただきました。

本日講談塾発表会の日なので頑張って来ます。訪問遅れてばかりで申し訳ございません。ボチボチお伺いします。 そしてNICE押し逃げ申し訳ございません。

おまけ

女人高野・室生寺へ

レンタカーを借りて奈良の五條市にあるお墓参りに行ってきました。電車でも行けない事は
ないのですが、駅から３０分歩く事、またレンタカーが安い事もありズボラをかました次第です。
ニ〇ニ〇レンタカー安いです。１２時間１３００ｃｃクラスを借りて保険、カーナビオプションを付けて
も４０００円ほどで借りる事ができます。そして墓参りを済ませ残り時間でドライブ。奈良県宇陀市
にある室生寺へ行ってきました。真言宗室生寺派大本山の寺院で山号を宀一山（べんいちさん）
と号します。室のウ冠と生の最後の一画でついた珍しい山号です。

金堂は平安時代に建立。堂内須弥壇上には向かって左から十一面観音立像（国宝）、文殊菩薩立像（重文）、本尊釈迦如来立像（国宝）、薬師如来立像（重文）、地蔵菩薩立像（重文）の5体が横一列に並び、これらの像の手前には十二神将立像（重文）が立っています。

弥勒堂。本尊弥勒菩薩立像（重文）を安置し、向かって右に釈迦如来坐像（国宝）を安置しています。

本堂（灌頂堂）は如意輪観音坐像（重文）を安置し、その手前左右の壁には両界曼荼羅（金剛界
曼荼羅、胎蔵界曼荼羅）を向かい合わせに掛け、灌頂堂としての形式を保持しています。真言密教
の灌頂という儀式をここで行います。

室生寺で有名なのはやはりこれ、五重塔（国宝）です。法隆寺に次ぐ日本で２番目に古い木造建築
です。１９９８年の台風で被災した際、使用されていた木材を年輪年代測定法で調査したところ、
７９４年頃に伐採されたものと判明し、８００年頃に建立されたと思われるそうです。

交通が不便なせいか外国人観光客も少なく、静かな時間を過ごす事ができました。

本日これにて読み終わりとさせていただきます。

P.S.　　関西顔ハメ看板普及委員会FB・常任委員の顔ハメ三昧のコーナー！！

桶風呂は小さくて大変無理な体勢で撮っております。